ルー リード 死去 71歳 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの軌跡

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アメリカ　ニューヨーク州出身の伝説的ロックミュージシャン、ルーリード氏（1942年3月2日生まれ　本名ルイス・アレン・リード 　Lewis Allen Reed　）が、10月27日に亡くなったそうです。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやソロでの活動を通じてロック・シーンに多大な影響を与えた人物でした。
享年71歳でした。


死去の原因についてはまだ公式に発表されていませんが、彼は今年5月に肝臓移植の手術を受け、
妻のローリー・アンダーソンはその際に彼が瀕死の状態にまで陥ったことを明かしていたそうです。



彼は「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」のギター・ボーカルとして活躍し、当時の音楽やポップカルチャーに強烈なインパクトをもたらしたんですよね。


もし、おそらく彼の名を知らなくても、バンドのレコードジャケットを見たことはあるという人は多いはずですよ！！





というのも彼らのデビューアルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ』のジャケットは、
あの有名な画家のアンディー・ウォーホルが手掛けたから。

アンディが描いたバナナの絵はあまりにも有名となり、後に歴史的な名盤として高く評価されるようになったんですね。



1965年にはジョン・ケイルらと共にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを結成しました。

1970年の脱退までに4枚のアルバムを発表し、いずれも当時は商業的に成功しなかったものの、後にロック史に残る名盤として評価されたのです。


1972年にはイエスのメンバーらが参加したアルバム『Lou Reed（邦題：ロックの幻想）』でソロ・デビューを果たしました。


その同年にデヴィッド・ボウイとミック・ロンソンを迎えてグラム・ロックに接近した2作目『Transformer』がヒットを記録しましたね。


1973年作『Berlin』ではコンセプチュアルなロック・オペラ、75年作『Metal Machine Music』ではノイズ・ミュージックに挑戦するなど、
作品ごとにスタイルを変えながら芸術性に満ちた楽曲で音楽性を広げていき、詩人としても評価されるなど、晩年までその創作意欲が衰えることはありませんでした。


近年記憶に新しいのは2011年に発表したメタリカとのコラボ・アルバム『Lulu』。
これが彼の生前最後の作品となってしまいました。



素晴らしい数々の音楽を世界に届けてくれたルー・リードに感謝は尽きません。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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